今回は私のお仕事、郵便配達について雑記として残しておきます。
目次
- 期間雇用社員から正社員登用試験までの期間
- 正社員登用試験の内容
- 正社員登用後について
- まとめ
1.期間雇用社員から正社員登用試験までの期間
私が実際にかかった期間は5年です。
早ければ3年以内でも行けるとおもいます。
中には5年近く試験受けて受からない人もいます。
期間雇用社員とは
期間雇用社員を言い換えれば、ゆうメイト、アルバイト、非正規雇用者などですが、やることは正社員と同じことをします。
郵便の区分、配達、出先での営業、事故処理(郵便返還)、転出入のパソコン処理、クレーム、お客様対応。
ただ配達でけして終わりじゃないのが、みんなの知らない郵便配達の実態です。
そもそも期間雇用社員が正社員登用試験を受けるまでにはランクを上げなければなりません。
はじめは、Cランクから開始です。内容は配達区を1区配達できるかという線引きです。
Bランクでは、Cランクの作業ができ、2区配達できて社員の指示に従い他の配達の補助ができるか。
Aランクは、Bランクの作業ができ、3区配達と他の社員に指示を出せる程度の能力があるかです。
局によっては人員が足りないのでなかなか新しい配達範囲を覚えさせてくれません。
こういう時は自分から積極的に上司に相談して行動しましょう。
郵便局で正社員になるには、積極的な行動が何よりも評価されてるイメージです。
私は、ともかく3区配達できるようになってからは、夜勤、日曜日、祝日できることはやれるだけやってきました。
同じ班の班員とのコミュニケーションであり他の班の班員と横のつながりも広げていきました。課長、部長とも話すタイミングがあれば話すようにしていました。
営業目標
数字は嘘をつきません、営業目標の達成に向けて自分が頑張ったアピールポイントにもなります。
かもめーる、年賀状、カタログ商品売ってきた数がそのままポイントにもなるし面接の時の話にもつかえます。
2.正社員登用試験の内容
正社員登用の試験の内容は2つです。
Web試験と面接です
期間は9月頃にWebテストをやり合格した者が次の11月頃の面接を受けるといった流れです。
Web試験
最近の就活でも必ずやるSPIやWebテストの類で対策は↓の本をやっている方がいいです。
新卒ならきっと解答しやすいものですが社会人〇年目となると相当勉強していないとわかりません、忘れてます。
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一つアドバイスがあるとすれば私は試験を2回受けて一回目は落ちました。
二回目は受かりました。
この時の正社員登用試験のWebテストの差があるとすれば「全問ともかく回答しているか?」です。
一回目の時は時間が足りず問題を回答しきれませんでした。
二回目の時は正解しているか関係なしに「全部の設問を時間内」に返答しただけです。
受けた私もなにを基準にしてこの試験を合格にしたのかわかりません。
面接
面接の内容はとても簡単です。
志望動機、正社員になってからの目標など聞かれることは試験管によって何でも聞かれます。
この面接試験も2回落ちてます。
最初に受けたときは志望動機や目標が少し曖昧でしっかりとしていなかったのが自分でもわかってました。受け答えも自信なくやってました。
2回目は、正直ネガティブ発言しかしていません。面接を受ける前の配達でジャニーズのファンクラブのゆうパック配達があり、全戸配布の郵便が出されて気が滅入ってました。
今思えば、なぜ合格したのかわかりません。
もしかしたら辞めたい期間雇用社員の繋ぎ止めなんかも考えられますが
採用した側にしか理由はわからないので基準は見えません。
正社員登用後について
1月終わりから2月頃に合格の発表がありました。
合格者は所属の局長室に呼び出されて合格通知を受け取ります。
不合格者は部長から裏で密かに不合格通知を受け取ってます。
年度も終わりの3月、4月まで2週間前ここで突然、辞令がもらえます。
「4月から正社員として登用する配属局は○○局です」
この後は新しく配属になった局で正社員として働きます。
まとめ
郵便配達で正社員を目指してる方へともかくアピールすることです。
配達範囲なんてすぐに覚えられます。自分を正社員にすれば営業でこれだけ売り上げます。お客様対応は任せてください。
目標に対して自分のやれること全部やってこそ正社員になれますから。
おまけ
日本郵政の総社員数は42万人でその中で働いている期間雇用社員は全国で約20万人、実は正社員と比べると半数が期間雇用です。正社員になるのは狭き門です。でも不可能ではありません。あきらめないことと目標意識を持って行動してください。