HGUC 1/144 No.141 アンクシャ
参考価格は2860円
目次
- 内容品
- キット外観
- 付属品
- 各部可動紹介
- アクション
- まとめ
内容品
Aランナー:深緑色のランナーで機体の装甲パーツがついてます。
B1,2ランナー:グリーンの成型色で胴体やシールドバインダーがあります。
C1,2ランナー:グレー成型色で主に関節やバックパックなどのパーツが付いています。
Dランナー:同じものが2枚あります。Aランナーと同じ深緑色の成型色です。
Eランナー:接続パーツなど細かいパーツがあります。
土台:ほかのガンプラにも付属することのある旧型のフライングベースです。
ポリキャップ:関節などの接続軸受けにつかわれます。
その他:シールはウィングやバーニアのフチに貼るものが付属しています。ビームサーベル刃とメインカメラ部分はクリアパーツで再現されています。
キット外観
アンクシャは、機動戦士ガンダムUCに登場する可変MSです。
本機は、アッシマーの設計データをもとに再設計が行われた後継機です。
付属品
付属品は、フライングベース、ビームサーベルと武器持ち手、変形後に他のMSを乗せるためのクリップとジョイント、変形時にベースに接続するジョイントがあります。
各部可動紹介
頭部
頭部は、ジェガン系統と似た顔つきをしています。
上下の可動は、ほぼありませんが、左右には回すことができます。
頭部を左右に回す際、肩アーマーが干渉しますが、肩アーマを跳ね上げて逃がすことができます。
胴体
胴体は、軸で接続されています。
腰アーマーなどの干渉がなく1回転させることが容易にできます。
腕部
腕部可動は、変形機構のおかげで自由に動かすことができます。
可動の際に邪魔になるパーツの肩アーマーが、跳ね上がるおかげで可動域を大きくすることができます。
腕とシールドバインダーの接続は軸でつながっています。
シールドバインダー側で装着後の位置をスライドさせることができます。
腕の合わせ目は、装甲面に目立つように出ます。
バックパック
バックパックのスタビライザーとブースターは、独立して動かすことができます。軸接続なのでひねったりはできません。
バックパックの接続は、MS時のロックのためのピンが背中についています。
MA携帯時には折りたたむことができます。
脚部
腰回りのパーツや膝アーマは、跳ね上げたりできます。
腰のサイドアーマーは、足側に接続されています。
サイドアーマは、回転させることができ、ウィングは、別で動かすことができます。
足の開脚は、太ももが干渉するパーツなのであまり開きません。
ただ、開かない分接地は、しっかりしています。
前後への可動は、変形機ゆえに大きく動かせます。
膝の曲がり具合も折りたためるまで可動できます。
足裏のモールドは、少しあります。
足首は、前後に稼働できます。
つま先だけ折りたたむことができます。
アクション
MA形態に変形
上半身と下半身を一度分離させます。
胸部のアーマーを開きコクピットブロックを取り外します。
手首パーツを外した腕部を変形させます。
最後に頭部のカバーをスライドして肩アーマーと連結させます。
バックパックとスタビライザーを展開させ、上半身の変形は終了です。
下半身は、足をのばして後ろに回すだけで終わります。
MA形態は、基になったアッシマーの形を継承して円盤状になるのが特徴的です。
大きくパーツの差し替えをしないで可変できるので、足だけを元に戻して中間形態にすることもできます。
フライングベースが付属しているので中空に浮かせたポーズがとりやすく、可変アクションも取りやすいです。
MA形態時には、別のMSを機体の上部に乗せることができます。
グリップとMSを固定するジョイントを使います。
アシスタントとしてジェガンタイプに乗ってもらっています。
固定ジョイントがあるので安定して飾ることができます。
アンクシャとジェガンタイプの身長差は、アンクシャのヒールが高いのとシールドバインダーで大きく感じます。
股関節の可動がいまいちですが、フライングベースがあるのでポーズがとりやすく気になりません。
まとめ
ガンプラの可変機の中では差し替え部分が少なく変形される部類だと思います。
上半身の可動は、肩アーマの干渉をうまく逃がせばアクションは取りやすいです。
しかし、下半身が制限があるのでフライングベースを使ってうまくポーズを決める必要があります。
塗装は、ウィングやバーニアのノズル口など足りない部分があります。パーツ分割が塗装のしやすいように分割されているので少ないマスキングで行うことができます。
合わせ目は、ダン落ちモールドが少なめで装甲面にがっつり出ます。難しくありませんがそこそこ手間がかかります。
余談:MA形態時真上から見た形がカブトガニをほうふつするように見えるのが気に入っています。